池田亮司がどんな人物でどんことをしているひとなのか予備知識ゼロ。メディアアートっぽいことやってるのかなというだけで言ってみた。
円周率を表す細かな数字がびっしりと彫り込まれた鉄板や、何らかのデータや法則から生成された映像を投影する作品など、データの存在を視覚的音的に表現するような作品が多い。これだけのデータや情報に囲まれて生活しているという事実が直接的に迫ってくる、という感じだろうか。
ほとんどの作品がモノトーンでまとめられていて、単純にかっこいい。フォントのひとつひとつまでしっかりとデザインされて、とても洗練された印象。基本的な表現のところの構築に力を注ぎすぎて作品としての完成度はいまひとつというものもメディアアートの中にはあるけど、これはそういうことが全くない。メディアを使うこと自体が実験的だった時代の作品ではなくて、あくまで表現のためのツールとしてメディアが捉えられているという感じ?
ただ、その表現自体は、アナログからデジタルに移行した世代の捉え方だなあと思う。物心ついた頃にはデジタルが身の回りにあった世代はこういうデジタルデジタルした表現はしないんだろう。どんなに一線級で洗練されても、やっぱり20世紀のものの見方なんだろうなあと思う。
追記
後から知ったのだけど、dumb typeの音楽を担当していた人なんですね。dumb typeの最後のパフォーマンスになった「Voyage」を観たことがある。言われてみれば雰囲気似ているかも。
6/06/2009
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